現場者（4）〜藤原章監督

藤原章監督の最新作、『ダンプねえちゃんとホルモン大王』の公式サイトができました。

こちらからどうぞ。



監督自身のブログも始動しており、開始されるやいなや「うずらのたまご」と「カツカレーの衣」についてしか書かれておらず、この先どうなることやらと不安を抱かせましたが、最近はプロダクション・ノート的なエントリーもあって、ほっと胸をなでおろしております。

藤原監督といえば、80年代後半〜90年代初頭にかけて、最強のハードコア・アイドルとしてブイブイいわせていた故・奥崎謙三出演作『神様の愛い奴』（再編集・決定版）の監督としてご存じの方も多いと思います。

『ゆきゆきて、神軍』（ 原一男監督 1987年） に続く、空前絶後の蛇足映画として知られる本作ですが、そのオゲレツ極まるギミックの応酬、イデオロギーと本能が正面衝突して爆発大炎上しているような内容に、よくわからないのですが、ものすごい感動を覚えたものです。

日本インディペンデント映画界にのうのうと横たわる不可解な地平。そんな藤原監督による超怪作、『ダンプねえちゃんとホルモン大王』は09年12月に渋谷アップリンクXで公開です。

＊ちなみに「ダンプねえちゃん」こと宮川ひろみさんは『堀川中立売』にも、特殊キャラクターとして登場して頂いております